雲と私情

創作品

ガワ

自分に自分と言うガワが存在し、他人はそれを(自分がどれだけ深く多岐に渡る意識を有しているのかを知らずに)認識し、或いは自分も他人と同じ様に他人を(浅く)認識している事に気付き、自分と言う物を勘違いされている事に苛立つと共に、その全てを自分の主観だと断言すれば、そうすれば孤独も豊かであれるのになと、そんな事を考えていて、足が止まっている。